(2002.9.12up)
御蔵島の夏休み

■9月の頭。船中泊1泊。現地2泊で三宅島の南に位 置する御蔵島にイルカスイミングに行ってきました
■いろんなところから自然と情報が入り ここ2年くらい願っていた御蔵島行きがやっと実現
■御蔵島には根付きイルカと言うそうですが180頭ほどのバンドウイルカの群れが島の廻りに棲みついています
■なので、ウオッチング船が出ると必ずイルカに遭遇することができるのです
■一日一回で
2日間で2回船に乗りましたがどちらの日もイルカと泳ぐことができました
■どういうふうにイルカと泳ぐかというと、船頭さんがイルカのいる場所を見つける。船頭さんの合図でシュノーケリング3点セットをつけて飛び込む。イルカの気がむけば遊んでもらえる。といたって簡単なものです
■野生のイルカですので地元の協定でスキューバは禁止。イルカを手で触ることは禁止になっています。でも触ろうとしても不思議に触ることはできないのです

■三宅島側から望む御蔵島。黒潮の中に浮かんでいます。周りはすべて断崖絶壁。まさに孤島の風格です。巨木も多く水豊かな自然あふれる島。真ん中より右に白く見えるのが唯一の集落。「里」と呼ばれています。

■船着き場。防波堤はないので、天候が悪いと連絡船が着岸できません。いまは東京-八丈島航路の途中で寄港しますが、(三宅島が通 常の状態のときは三宅島からの連絡で東京からの直行便はありませんでした。)通 っておきながら着岸できないこともあるそうです この船着き場の写真左の方がウオッチング船がでるところです 崖を上がり切ったところに集落が見えます。

■ウオッチング船はこんな感じで島を周りながらイルカを探していきます。イルカを見つけたところで船をとめて、海面 にエントリー。周りの絶壁のところどころから滝が直接海面に流れ込んでいます。島の養分が海に流れ、プランクトンが発生し、魚が豊富になり、イルカが棲みついています。
■1日目もイルカと泳げたのですが、とても素早すぎて写 真はあきらめました。2日目の2番目にエントリーしたところでは3匹のイルカが15分以上遊んでくれたのでそこで写 真を撮ることができました。初めて水中 写ルンですで撮った写真です。御蔵島に行ったときは丁度台風が過ぎ去った直後でしたので、海中はかなり濁っていて、透明度はあまり高くありませんでした。見通 しがきかず、イルカは突然目の前に現れてきます。

 

 

 

 

 

■人は15人ほどいるのですがその間をスルリとイルカが泳ぎ抜けていきます。すぐ目の前を泳ぎ抜けていくこともあって、目も合ってしまいます。

■海中は静かな訳ではなく、多分イルカが遊んでくれてるときだと思いますが、イルカのピーッピーッと鳴く凄い高い音が海中に鳴り響いています。うるさいわけではなくてとても心地良い音です。この写 真では濁っている中でかすかに海底の岩の様子も見えます。海底の深さは15Mくらいでしょうか。
■ここまでの写 真が15分間イルカが遊んでくれまくったポイントです。グルグル泳ぎ回るのに付いていくだけで結構疲れてしまいました。泳ぎのうまい人はイルカに沿って海中を泳いでいたりして、とても気持ち良さそうでした。

■その後別のポイントでエントリーした写 真。海面に入っていると7,8頭の集団がやってきてスーッと通り過ぎて行くところです。この後海底にあっという間に潜って消えていきました。

PHOTO BY DAI MATSUMOTO

※向こうに行くにあたって参考にしたHP です。興味のあるかたは見てみてください

ともかく親切。イルカスイミングのイロハがわかります。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mabuta/program-f/

御蔵でイルカで人がくるようになったのは'92くらいからで最近のことだそうです。その辺の沿革がよく分かります。
http://online.divers.ne.jp/uzu/mikura/index.html

御蔵島の公式HP
http://www.islands-net.metro.tokyo.jp/mikurajima/